お金も 地位も 名誉も 何もいらない
ただひとつ“帰れる場所”が欲しかった
01 : うずくまる影
―― 誰かに見つけて欲しかった
02 : 聞きなれない言葉
―― “おやすみなさい”
03 : 変わった男
―― 一緒に寝れば
04 : 崩壊の兆し
―― 現実にならない夢
05 : 優しさと甘さの代償
―― 曖昧な答えの真の意味
06 : 絶対的な真実
―― 本当の優しさとは
07 : 切ない憧憬
―― 帰りゆく先
08 : 崩れたバランス
―― 小さく触れた肌
09 : 暗闇と逡巡
―― 死滅してゆく感情
10 : 自分の居場所
―― 躊躇いを超えて
11 : 陽炎
―― 欲望と熱情の影
12 : 肌を舐める焔
―― 溶けてゆく身体
13 : キスの持つ意味
―― 濃厚で執拗な愛撫
14 : 写真が語る過去
―― 剥がれゆくヴェール
15 : 震える瞳
―― 糾弾と沈黙の果て
16 : 掴めない影
―― 絶えない疑問の示す先
17 : 虚構を求めて
―― 蜃気楼の果てにある幸福
18 : わかれみち
―― 取り返せない過ち
19 : 夏の終り
―― I'm Not Dead
20 : 遠い背中
―― 忘れられない声
21 : 約束
―― 暖かい手
22 : 真実の話
―― 一番大切なこと
23 : 見えない傷跡
―― バスタブにかかる爪
24 : 焦熱
―― 涙の気配
25 : 覚悟の比重
―― 必要な嘘と、不必要な真実